夏休みに、皆勤賞でもらえる品を
目当てに、毎朝通ったラジオ体操。
ラジオ体操自体には、なんの興味もなかった。
その約４０年後…。
体型の変化より、体力の方が切実
アラフィフになってから
脂肪のつき方が変わった。
単純に下腹が出てる…を超えて
乗っかるようになった。
スカートに腰肉が乗っかる。
ブ◯ジャーに（失礼）背肉が乗っかる。
さすがアラフィフとなると
脂肪のほうも堂々としたもんだ。
しかし、そんなことより
著しい体力の低下のほうが、非常に気になる。
友達と並んで歩くとき
そのスピードについていけず
「ごめん。もうちょっと、ゆっくり歩いて。」
と、お願いする始末。
幸せは、健康な心身に宿るといわれるのに
心のことばかり気にかけて
肉体がおざなりになっていた。
筋トレチックなのは、今は無理
これまでも運動不足解消のためや
だらしなく丸くなっていく体を、引き締めたいと
何度となく、腹筋やスクワットといった
筋トレチックなことに挑戦してきたが…。
まあ見事に、続いた試しがない。
最初は意気込んで
「今回は絶対、続ける！！」と鼻息あらく
宣言するのだけれど…
心折れる前に
どこかしらを痛めてしまう。
腰やら膝やら。
「違うんです。わたしは続けたいのですけど
いかんせん、この膝が悲鳴をあげて
おりますさかい。」
そうして、断腸の思いで（ほんまかいな）
筋トレチックとは、数回目のサヨナラ。
再会
しかし、サヨナラの後には
新たな出会いがあるというのは、これホント。
今回のは、正確には再会だが…。
たまたま見かけたテレビ体操にビビビッときた。
「そうだ！ラジオ体操だ！」
NHKの教育テレビのほうで
朝６時２５分から始まる
「みんなの体操」にラジオ体操が組み込まれている。
張り切って、筋トレチックなことをしても
続くことがなかったわたし。
ラジオ体操なら…
いける！！
ありがとう、ありがとう
ラジオ体操は、国民の体力向上、健康保持・増進のために
作られたらしい。
今、この恩恵を余すことなく受け取っている。
ありがとう。感謝である。
子どもの頃は、こんな軽い動き
一体なんの足しになるんかいな。と
少々バカにしていた、この運動。
真剣に取り組むと、ちょっぴり恥ずかしいと
思っていた、この運動。
ごめんなさい。
今、めっちゃ、ちょうどええです。
わたしには、ちょうど良い運動量で
かつ、ほどよく全身を動かすので気持ちが良い。
ラジオ体操、最高。
なにより、馴染みのある安心感があいまって
無理なく続けやすい。
その他に、時間が決まっていることと
テレビ体操のコーチの誘導のもと
体操のお姉さんが、一緒にやってくれるから
ひとりでやって挫折するなんてのが、なーい。
ビバ！テレビ体操。
ラジオ体操で得た結果
ラジオ体操が、モーニングルーティンの
仲間入りして、もうすぐ２ヶ月。
毎日欠かさず続けた結果…。
◯kg痩せましたなんてことは、今のところない。
しかし！！
歩くのが前より早くなった。
自分でも、サッサと歩けるようになったと
実感し、かつ足の動きが軽い。
歩くのが早くなったということは
ラジオ体操の継続で
ほどよく、運動不足が解消されてきている証では
ないかと感じている。
毎朝のラジオ体操が楽しい。
幸せだ。
読んでくださり
ありがとうございました。
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