習慣を味方につけて、わたし改革。「読書その1」

良き習慣

 

新しい「良き習慣」を追加することにした。

読書である。

すぐに動く


読書を習慣にすることを

おすすめされているのを

YouTubeで観て、「おっ!」っと

わたしのアンテナに引っかかった。






アンテナに引っかかったものは

とりあえず試してみよう。







「追い追いね」なんて思っていると

わたしは先延ばしにするのが

超得意だから



しまいには「まあ…いっか」と

なるのが目に見えている。






ここは、すぐにだ。





今、すぐに立ち上がり

そのまま本屋さんへGOなのだ。










ネット注文すれば翌日には届けてくれる。






けれど、わたしは直接

本屋さんで実際に手に取る方が

選びやすいと感じた。





あと、カバーもつけてもらえるから。







わたしの拙い読書歴

これまで、読書といえば

自分の好きな作家さんや

ジャンルばかりに偏りがちだった。



例えば、中学生の頃は

「赤川次郎」さんにはまった。


当時、お小遣いもなかったので

図書館で借りてひたすら読んだ。


赤川次郎さんの作品で

まあまあの確率で描写される

「喫茶店のクリームソーダ」のくだりは

いつも、わたしの胸をときめかせた。


当時、まだその味を知らずにいた

わたしが抱く大人への夢も

大いにふくらむ瞬間でもあった。










ジャンルで言えば

20代は圧倒的に自己啓発や

スピリチュアル系に偏っていた。


特に「〇〇をすれば、成功する。」

「〇〇な考え方をすればお金持ちになる。」

「悟れば人生自ずと、右肩上がり。」



こういったニュアンスの内容の中から

楽でお手軽にできそうなことを

味見程度に試しては

すぐ放り出し

また誰か何か新しいことを

書いてないかな?と

ふらふら渡り歩いた。


人よりも上であること

特別であることを求めていたんだな。





なぜなら、そこには根深い劣等感と

自信のなさ、自己否定があったからだ。



  


基準は偏りのないこと


そして、月日は流れ

断捨離をきっかけに

しばらく読書からは、遠のいていた。



今回、わたしが「良き習慣」を

身につけることで

「人生、楽で幸せ」になるのかを

実験しているわけだが


ここに追加される「読書」は

なるべく作家、ジャンルが偏らないように

ランダムに選ぼうと決めた。


ただ、ジャンル分けされた棚から選ぶのは

また偏りそうなので


本屋さんの中央に位置する

ランキングされている棚から

なるべく選ぶようにすることにした。

始めの一歩(1冊目〜3冊目)

以下の三冊を、「読書の習慣」を作る

始めの一歩として選んだ。




冊目

「ぼくはイエローでホワイトで、ちょっとブルー」ブレイディみかこ著



この本を読み始めてすぐに

わたしは自分の世界の壁が

突然ハリボテになり

パタパタと倒れる音を聞いた気がした。




そして、そのハリボテの壁が倒れた先には

なんと!新しい世界が「ぶわっ」と

広がっていたのだ。





この本は、紛れもなく

わたしの世界を広げた。




最初の一冊に本書を選んだことは

正解だったことは言うまでもない。










2冊目

「すぐ死ぬんだから」内館牧子著



二冊目に読んだこちらは

一言で現すなら「爽快」。



冒頭から主人公の心のうちが

おもしろくて、おもしろくて。




単純に声を立てる笑いではなく

他人の心のうちの秘密を知って

ひとり隠れてこっそり笑う。


「実はわたしもそう思う。」なんて

少し意地悪な共感が

お腹をこそばゆくする。



なんといっても

アラフィフのわたしが持つ

これからの人生に対しての

霧のような不安を

先行く主人公が

「大丈夫、大丈夫」と

安心させてくれる心強さが

本書にはあると、わたしは感じた。


とにかく、アラフィフのわたしには

元気が欲しいときのバイブルになりそうだ。









3冊目

「スマホ脳」 アンデシュ・ハンセン著


わたしは、実はこの手の本が

正直、苦手であった。


「〇〇は良くないんじゃない?」的な。






例えば、食品添加物が体にもたらす影響

などについて書かれたものだとすれば

わたしはチョコレートや

ポテトチップスが大好きだから

ものすごく心苦しくなってしまう。


こんな風に、自分の自由意思が

外から影響受けて(また影響受けやすい)

制限されることを嫌うのと


単に、真面目で怖がりだからだ。







あまり、わたしのメンタル向きではないのである。



が、しかし

本書は、良い意味でわたしの予想を

大きく裏切った。


全く、押し付けがましくない。

地に足ついたデータをもとに語られる事実。


脅すような表現もない。

そして、なにより、本書の

脳についての驚愕の事実が

アンビリーバボーで

そのことは、わたしの生きることに

対しての、更なる前向きさと

妙な安堵感を与えてくれたのだから

この本が良書であることは間違いない。


もちろんわたしが言うまでもないけれど。







まとめ

自分では経験することができないことが

読書によって擬似体験できる。

これこそ、読書の醍醐味だと

わたしは感じている。





と言うわけで、新たに始めた

「読書」の習慣。


始めは、ひと月に100冊読む人がいるのだもの

私はひと月30冊を目標にしようと考えたが

わたしの読み進めるペースから

それは無謀なことと

すぐに思い知らされた。









そうだ。

多く読むことが目的ではなかった。


読書を習慣にすることで

「楽で幸せな人生」を目的と

しているのだった。


(大切なことは、すぐに忘れがち)

毎日、必ず、一行でも1ページでも読む。


この読書の習慣は

ズボラで楽したい星人の

わたしにどんな景色を

見せてくれるのだろう。

お読みくださり

ありがとうございました。

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