習慣を味方につけて、わたし改革。「読書その5」

良き習慣

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 「読書その3」

 「読書その4」


この一冊で「聖書」がわかる!(13冊目)

この一冊で「聖書」がわかる! 白取春彦 著



読み進めるのに

なかなかの時間がかかった。


それは、わたしが

カタカナと世界史を苦手とするからだ。


「聖書」や「キリスト教」は

馴染みのある言葉であるけれど

中身までは全く知らなかった。


聖書といえば

キリスト教の信者のための教本。

キリスト教といえば

「分け与える愛」という

イメージだけであった。


正直、難しかった。

わたしにはもっと世界の歴史についての

勉強が必要だとも感じた。






本書は

キリスト教、ユダヤ教、イスラム教の

根は同じと教えてくれる。



それぞれに信じているものが

違うのである。



そして、その信じているものが

各々の「正義や善」となって

それ以外は「不義や悪」と

なっているのである。




本書を読み終えて

人間って…大昔から

ちっとも変わっていない…と

知ると、わたしの中に

同時に相反する気持ちが

浮かび上がった。




ひとつは

「人間は苦しみから逃れようとして

苦しみにはまっていく

どうしようもない性(システム)を

持っているのだな…。」

と、救いようのないげんなりする気持ち。



もうひとつは

「大昔から人間たるもの

苦しみ続けているのだから

現在のわたしが苦しみと

対峙することは

ちっとも罪なことではない。」

と安堵する気持ちである。








だからと言って

自分の人生を

自分なりに責任を持って

楽しく生きなくても良いという

理由にはならないけれど。




そして、この歴史の上に在る現在が

先人たちの想いや願いのおかげで

とても暮らしやすい世界になっていることを

忘れてはいけないとも思う。



現在に「当たり前」という言葉を

当てはめてしまえば

わたしはたちまち

苦しみの底に沈められてしまうことも

わかっていなければならない。



それにしても、無知なわたしに

このように教えてくれる本書が

あることは、とてもありがたく感謝である。

ありがとうございます。








殺した夫が帰ってきました(14冊目)

殺した夫が帰ってきました 桜井美奈 著



タイトルを見ただけで

「絶対おもしろいやろ」と

迷わず手に取った。


やっぱり、おもしろかった!






こちらは読み終わるのに

一日もかからなかった。

読み始めると止まらなかった。


本書のストーリーの中にめりめり

のめり込んで「あっ!」と

すっかり騙される。



これが現実なら

トラウマになりそうなもんだが

小説なので

「よくぞ、騙してくれたぞよ。あっぱれ。」

てなもんである。



小説を書ける人の

頭の中はいったいぜんたい

どうなってるんだ?と

感嘆の念を覚える今日この頃である。





まとめ

スマホのSNSも

大いに楽しませてくれるが

やっぱり本は良いと感じる。



なにが良いと感じるのか?


その理由は、絶妙な距離感にあると思う。



例えば、SNSは出会ってすぐ意気投合し

友達になれるエキサイティングな要素が

魅力でもあるが、気がつけば

自分ひとりの時間を失ってしまう。


これは、かなりきつい。


いつも誰かと一緒では

自分というものにくつろぐ醍醐味を

無くしてしまう。


けれど、中毒性があるので

なかなか距離を取るのが難しい。






ところが、本は静かに寄り添ってくれる

友達のようで落ち着くのである。



決して押し付けがましくなく

こちらを尊重してくれる空気を感じる。



ちょっと大袈裟な言い方かもしれないけれど

こちらの自由を奪わない

時に、大切なことを教えてくれる師であり

共に成長しながら歩んでいける友である。





読書を習慣にしようと始めてから

そんな感想を持っている。



読んでくださり

ありがとうございました。

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