習慣を味方につけて、わたし改革。「何も知らない自分を知る」

自分を愛して生きていく

海を見る機会があった。

海は果てしなく大きく

どこまでも続いていた。

人間だけが生命ではないという当たり前を知らない

海を眺めながら、わたしは

中学の地理の授業で

この地球で海と陸の割合は

海7:陸3と習ったのを思い出していた。










そうだ。

普段、この地球を我が物顔で

生きているが

海に生きる生命の方が

人間よりうんと種類も数も多いのではないか。



そんなことを思うと
自分はなんてちっぽけな
存在なんだと感じた。



こんな小さくて、ちっぽけなのに
ちゃんと生きていられる。

守られている。



わたしは、言葉では言い表すことが
できない畏敬を感じずには
いられなかった。











便利さや快適さは愛であることを知らない

海の上を悠々と行く遊覧船があった。

海を跨いで、陸と陸をつなぐ大きな橋があった。

空を見上げれば飛行機が飛んでいた。



陳腐な言い方しかできないが
一体、誰がいつどのようにして
これらを創ろうとしてくれたのか?




わたしの小さな頭では
到底、イメージや創造もできない
こんな大事(おおごと)を

先人たちは創造し、現在を生きる
わたしたちに繋いでくれたのだ。


「未来の人たちが、もっと便利で
快適で、安心して暮らせますように。」

大きな願いと、深い想いを込めながら

繋いでくれたと

わたしは感じずにはいられない。


ありがとうございます。

おかげさまで、とても便利で快適です。






自力はゼロに等しいということ、おかげさまを知らない

早朝の海の沖に、漁船が幾隻も見える。

わたしは魚の捕り方を詳しくは知らないし

実際、魚を釣ったこともない。


けれど、美味しい魚を食べることができる。










わたしは米や野菜を作ったことはない。

そして、作ることもできない。

けれど、毎日おいしい白米や新鮮な野菜が

手に入り、食べることができる。



鶏や豚や牛を育てたこともないし

さばくこともできない。

けれど、おいしいお肉を食べることが

できるし、それらはわたしの栄養になり

元気な体を作ってくれている。









わたしは、自分の身の回りを見渡して
愕然とした。

わたしは、何も知らないし

何もやったことがないし、何もできない。

全くの自分ひとりきりの力

作り上げたものなど

ひとつもない!!







それなのに、こんなにも、こんなにも

豊かさを与えられている。

当たり前のように、全てが揃っている。






頭を殴られたような、軽いショックを受けた。


わたしは、わたしの務めを
ちゃんと果たしていたか?

「ありがとうございます。
ありがとうございます。」

と感謝して、受け取ることが
できているか?



何もかもを、当たり前のこととして
不平不満ばかり言ってはいないか?


まずは、「感謝」が
わたしの当たり前の務めではないかと
わたしは全身で感じた。






感謝について知らない

感謝することは良いことだから
感謝しよう…というのではない。

感謝する方が人間的に成熟しているから
感謝をしよう…というのではない。


感謝は感動と似ている。

沸き起こるのである。

つまり、心が動くことである。




しかし、昔のわたしは
この自然に沸き起こるものこそ
本物の感謝だとして
その沸き起こるに任せていた。



ところが、雑多な日常を何気なく
過ごしていると

人間とは弱いもので
まだ足りないもの、不平不満に

心を動かされてしまうものである。



だから、わたしは
感謝は沸き起こるを待たずして

何よりも念頭に置くことで

不平不満で心が動くよりも先に

感謝で自分の心を動かしたいと

思うようになった。



だから、心の中で
一人の時なら声に出して

「ありがとうございます。」と

先に言うように習慣づけようと思った。







幸せに生きることが使命だということを知らない

おかげさま。

結局、わたしは
自分の力で生きている
なんてこと1ミリもなかった。

わたしは何も知らないことを知った。


けれど「いのち」として
とても大切に守られている。



全てはおかげさまの中で。


そのおかげさまの中で
わたしは「自分の人生」という
枠?ステージ?

うまく言えないが、いただいて
楽しんでいる。


苦しみも、悲しみも、喜びも、愛も楽しい。


先に生きて、死んでいった人が
わたしたちにメッセージをくれるとしたら
絶対これしかないと思う。


「幸せに生きてね。」と。


だから、自分のことを
自分一人きりの所有物みたいにして

自分に意地悪したり、否定しすぎたり
傷つけたりしてはいけないと思う。


わたしたちの使命はやっぱり

「幸せをあきらめずに生きること」だと

わたしは思っている。



自分にとっての幸せとは何か?

これぐらいは知れるようには

なりたいと思う所存である。


お読みくださり

ありがとうございました。

にほんブログ村 ライフスタイルブログ シンプルライフへ
ブログ村の「ライフスタイルブログ」のランキングに参加中です。いつも応援クリックありがとうございます♡

PVアクセスランキング にほんブログ村

コメント