物を大切にするとは
クローゼットの奥に大切に仕舞い込むこと
ではなく
いつも目で触れ、手に取り、使い
その便利さや心地良さを心で感じ
「うれしいな」「ありがたいな」と思うことだと
わたしは思っています。
このブログでは、
怠け者だったアラフィフのわたしが
今から良き習慣を身につけると
人生がどう変化していくのかを実験し
その経過観察を発信しています。
これまでの人生経験で得た
わたしの考えや思いも発信しています。
読んでくださる方に
ほんの少しでもお役に立てれば幸いです。
娘の巣立ち
ある日、娘が仕事から帰宅して
「一人暮らしするわ〜。もう契約してきた〜。」
というではありませんか。
夫もわたしも、少しは驚きましたが
まあ、何事も経験ということで
「へ〜いいとこあったの〜？よかったね〜。」
なんて言っておりました。
娘が巣立つとなれば
もちろん、さみしい気持ちもありますが
わたしの頭の中は、早速、次へと向かっていました。
「これを機に、わたしたちも引っ越そう！」
「家計を圧迫している固定費の家賃を下げて
老後資金を貯めるぞ〜！！おー！！」
と、現在、息巻いております。
２１年分の物量
わたしがミニマリストに憧れて
今年に入ってから、片付けにさらに拍車を
かけてきましたが
夫の物と娘の部屋は、勝手に触ることは
ありませんでした。
娘の部屋は、物が多いことは見た目にも
わかっていましたが
今回、引越しの片付けに伴い、それらの物物が
そして、その量が明るみになりました。
開かずの押し入れから
えげつない量の物が出てくる出てくる・・・。
こんな量、ワンルームに入り切るわけもないので
彼女は、人生で初めて？の大掛かりな片付けに
四苦八苦していました。
物は量を減らし、質を高める方が幸せ
今回の引っ越しに伴う片付けを手伝ってみて
改めて思いました。
たくさんの物を所有することと
幸せは比例しない、むしろ反比例であること。
物を大切にするとは、キレイな状態を保つ
ために、使わず仕舞い込むことではないこと。
とっておこうと仕舞い込まれた物は
短期間で忘れ去られる可能性がかなり高いこと。
片付けをするとき、物の量が多ければ多いほど
かなりの気力、体力、時間が必要になること。
人生を軽やかに生きていこうと思うなら
所有する物の量は減らし、質を高めることに
あると思います。
そして、足るを知ること。
いつでもどんな時も物たちは
物言わずとも、わたしたちの暮らしに
寄り添ってくれています。
互いに、より良い関係を築き
活かし合うことができたら
暮らしは、もっと豊かに軽やかになるだろうと
わたしは思っています。
今の自分を幸せにしてくれる物を残す
娘にとっても、今回の片付けは
良い機会になったと思っています。
２０年間、溜め込んでいた物の分別、選別に
辟易し、気持ちが押しつぶされそうになる
経験を生かして
今度、物を買うときに慎重になってくれることを
願わんばかりです。
（いや〜それにしても買い与えすぎていたと
今更ながら、反省・・・。）
そして、これまで楽しませてくれた物たちに
感謝をして、別れを告げ
今の自分を軸に、今の物を大切にして
欲しいなと思います。
わたしは人生は概ね幸せであることが
大切だと思っています。
この幸せは、自分の心が決めるものです。
だから、今の自分が気分良くなる住まいと
持ち物にすることは大事だなと思っています。
この状態が無惨にも・・・
うぎゃー！！
生まれてくれてありがとう
昨日、引っ越しが終わりました。
不安と期待を胸に、娘は新生活に入り
人生の新たなステージを進みます。
親として、やれることはやってきたつもりですが
実際は、生まれてきてくれた娘に支えられ続けて
きたんだな〜と、感傷に浸っております。（笑）
娘の巣立ち、一人暮らしには心配もありますが
心配よりも信頼と応援を
送り続けたいと思っています。
別れる時、娘をぎゅっと抱きしめると
胸が熱くなりました。
お腹の中に来てくれた時から
ずっと、そばでたくさんの幸せをくれてたんだなと
感謝の気持ちでいっぱいです。
きっと、わたしも両親から
こんな風に愛されていたのだろうと思います。
そして、あなたもそうだと思います。
たとえ、そう思えなくても
つながってきた命こそが「愛」の証だと
わたしは思っています。
お読みくださり
ありがとうございました。
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