さて、習慣になるまでが大変なのだから
その道のりが楽であることを望むのは
自然なことと、わたしは思う。
習慣化するのに一番楽な方法
結論から言ってしまえば
一番楽な方法は
地味に地道に、がんばることである。
とにもかくにも「やる」ことである。
わたしは、自慢じゃないが
「人生、楽したい」気持ちが
人一倍強いと思っている。（誰にも負けない）
だから、今までも（今でも）
楽に成果に辿り着ける方法を探し求めて
ノウハウ本を読み漁ったりしたものだ。
このノウハウ本は、スタートを切るのに
実に素晴らしいエンジンをかけてくれる。
しかし、すぐにエンストを起こしてしまう。
つまり、続かない。続けることができない。
なぜか？
決してノウハウが悪いわけではない。
わたしの目的が始めから
習慣化することではなく
何かしらの効果や成果を
期待して自分を満足されてくれることを
望んでいるからである。
そして、すぐに効果や成果が出ないと
このノウハウは自分に合わないと
やめてしまうからだ。
単純に回数が足りていないだけ
山登りする前に、山の麓で
頂上に到達することを目的とし
その道のりが簡単で楽な方法はないかと
探しあぐねている間に
他の登山者は、もう山の中腹まで
登っていたりする。
一歩を踏み出さなければ
頂上に到達するという目的も
果たされないどころか
結局、麓をぐるぐるするだけで
日が暮れたということになりかねない。
冷静に考えてみれば
一歩、一歩足を前に進めて登るのが
一番確実で、楽な方法なのだ。
とはいえ、それをやるのがなかなか難しい
のではないか？
その通りである。
わたしは今、えらそうに習慣化について
語ってはいるが、ほんの数ヶ月前までは
そんなことは自分には無理だと思って
いたのだから。
では、なぜ地味に地道にやることが
一番の近道だと思うことができたのか？
こんなわたしが、できた２つの理由
１つ目は、自分の現状に
心底、飽き飽きしていた。
いつも、何かやりたいけど中途半端に
三日坊主で終わってしまう。
何か一つのことを
ずっと続けられた試しがない自分に
正直、飽きていた。
そんな自分に飽きたので
やり方を変えようと本気で思った。
２つ目は
今の自分は、これまでの習慣が
作り上げたものだとわかったからだ。
何十年もかけて、日々積み重ねた
考え方、言葉、行動により
今の自分が作られてきたのだから
これを変えれば、今とは違う自分に
なることになる？！
こんなシンプルなことに
気づいて、ワクワクしたからだ。
何か特別な技術を身につける必要もなく
ただ、たんたんと自分で決めたことを
やるだけ。
最初は、結果や出来栄えなんて気にしない。
ただ、黙々とやるだけ。
この単純作業が自分を変える？
どんな風に変わるのだ？
なんだかワクワクするな〜という
軽い気持ちでやっているのである。
習慣化して変化したこと
☆生活リズムが規則正しくなった。
朝、５時半に起床し
夜は１０時までには寝る。
だいたい午前９時までには
家事は終わっているので
それからの自分の自由時間がたっぷりある。
仕事の日は、出勤し
休みの日はブログを書いたり
読書をしたり、映画やドラマをみる。
☆体調が良くなった。
患いがちだった（特にめまい）
自律神経系の調子もすこぶる良くなった。
何十年も悩まされ続け
毎日アレルギー薬を服用していた
蕁麻疹が出なくなったのも大きな変化だ。
☆人生が清々しくなった。
今の生活リズムになってから
とても充実しているし、心地良い。
これも、以前と大きく変わったところである。
この充実感と心地良さは
自分の人生がうまくいっていると
感じさせてくれる。
以前は、いつも心がモヤモヤしていて
何かが欠けているように感じていたし
自分を満たしてくれる何かを求めていた。
今では、この自分の生き方に迷いがない。
そして実に清々しいのだ。
まとめ
何かを習慣化したいと思うけれど
なるべく、楽で簡単な道のりが良い。
けれど
一足飛びで良き習慣を身につける方法は
残念ながら…ない。
けれど、毎日コツコツやっていると
この地味で地道なやり方が
一番楽で早道なのだとわかる日が来る。
しかも、しっかりと自分の実力にも
なっていく。
この成長過程を楽しめるのも
コツコツ淡々と地味でも地道にやる
素晴らしいメソッドなのだと
今のわたしは実感している。
読んでくださり
ありがとうございました。
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