習慣を味方につけて、わたし改革。「習慣化するために押さえておきたい、たったひとつのコツ」

良き習慣

本当に何をやっても続かなかった
わたしが、なぜ習慣化することが
できたのか…?

過去を振り返り、検証してみた。

第1フェーズ

人にすごいねと言われたかった。


世の中には、人が集まるどんな場所にも
人気者が存在する。


学校のクラスや、職場、家庭内でも。



わたしは単純に人気者が羨ましかった。

あんなふうに誰からも好かれて
さぞかし人生楽しいだろうな
幸せだろうな…。


なんで、わたしは人気者じゃないのだろう…。


ちぇっ!

人気者になりて〜。
誰か、このわたしを認めてくれ〜。

すごいって認めてくれよ〜。








そしたら
わたしはここに存在する価値がある
ように感じられるし、安心できるのに。






あ、そっか。

人気者になるには
「できる人」「素晴らしい人」になれば
いいのだな。



人より一線を画した
何かを手に入れればいいのじゃないか?


人よりもできること。


これがあれば、わたしも人気者になれるかも?




寝転びながら考えた。(笑)



そうだ、英語を話せるようになろう。
これから毎朝、英会話ラジオを聞いて
勉強しよう。


成功者はだいたい早起きだ。
よし、これからは、早起きをしよう。


そして毎朝、ウォーキングして
健康的な体づくりを目指そう。


美しい人は、毎食自炊で
野菜中心のヘルシーな食事だ。
よし、まずは今日から3食自炊だ。




瞑想をして、超人的な力を手に入れよう。
そして、悟ろう。








一目置かれるために
成功者の真似をしようなどと考えた
これらは
三日坊主…どころか1日でおしまい。


決心(もどき)しては挫折
を幾度も幾度も
星の数ほど…繰り返してきた。









今から思えば、挫折の要因は
ただのよこしまな怠け心だけにあらず
こんなとこにもあった。

最初からうまくやれることを
自分に課している。

(失敗する自分を出来損ないと責める)

すぐに結果が出ることを期待して
手応えがなければ、早々に手を引く。

(小さな成功を積み重ねることをしない)

自分が心から好きなことや、やりたいこと
しいては自分探しばかりしていた。

(実際、行動せず精神論だけは立派)








第2フェーズ

人生を意味あるものにするには
成功者になるしかない。




成功者になるには
自分のワクワクすること
好きなことだけやればいいと
本に書いてある。

がんばらないほうがうまくいくとも
書いてある。




…。


これは、怠け者のわたしを
大いに心底ワクワクさせた。(笑)

そして
「わたしはようやく真実に辿り着いた!
わーい、わーい!!」

とまで、本気で思っていたのだ。











そして、これを鵜呑みに
自分勝手な解釈の元

わたしがやったことは
欲や気分だけで動く。



自分は「今、どうしたい?」
この思いを優先させることに重きを置いて
突っ走った先には


「怠け者」なんて甘いもんじゃなく
「堕落者」が待っていた。










その最たるものが、パチンコである。


パチンコって楽しい♡
わたし今、心からワクワクしてる!
好きなことしてる!楽しんでる!
間違ってない!!


こんなことを本気で思っていたのだ。



それに伴い、生活も荒んでいった。


仕事帰りに、わざわざ電車を乗り継いで
お気に入りのパチンコ店で
晩御飯も食べず、閉店まで打つ。

帰り道、コンビニでおにぎりやパンを買って
電車の中で食べたり

午前0時前だというのにラーメン屋さんで
こってり味を注文したり。

当時は、店内はタバコの煙が充満していて
当然、受動喫煙状態だった。

そして、とうとうお金も底をつくのである。






ワクワクすること、好きなことをやれば
うまくいく?


確かに、自分の苦手なことを
苦しみや不平不満しかないのに
無理やりさせ続けているのは毒だと思うが


わたしのように
ワクワクや好きを極端に解釈してしまっては
えらいこっちゃである。











第3フェーズ

わたしを楽しむ。


それから、しばらくして
ある時、気づいたのだ。


「あれ?これわたしの人生だ。」







それまでは、人気者になれば
成功者になれば
人生が楽しくなり、幸福度も上がる。


そして、何よりわたしが心の奥底で
いつもいつも欲していた「安心感」が
手に入ると思い込んできた。


でも、人生って何かを手に入れるために
あるのか?

ましてや
誰かに認めてもらうためにあるのか?

それはそれで、うれしいだろうが

ちがう!







わたしは、わたしの人生を
味わい尽くしたいのじゃないのか?


せっかく生まれてきたのだから

しかもなんか、わかんないけど
この「わたし」として生まれてきたのだから

わたしは、このわたしを最高に
楽しめばいいのじゃないのか?




それが、ここにいる
理由じゃないのか?








チョコレートを食べながら
ケーキのことを思って

チョコレートを味わうことを
忘れてしまうなんて。


そうか!
わたしはいつもどこかズレてきたんだな。

と感じた。



わたしがここにいるのに

今、ここにいるわたしを味わわず

いつかどこかで人気者や成功者になっている
自分のことばかり夢見ているなんて!


そうこうしている間に人生終わっちゃう!!


まさしく、お尻に火がついた瞬間だった。










そして、わたしはわたし以外の何者かに
なる必要なんて、どこにもなかったと悟った。


そしたら、まるで悪い魔法が解けるように
今、このわたしが
なんだかめちゃくちゃいい最高の者に
思えてきたのだ。



そして、人生は、この自分を

おもしろがること
楽しむこと
味わうこと

さらに自分の
可能性にチャレンジすることだと思った。

良き習慣を身につけてわたしを改革しようと
しているのも

「わたし、本当のところ
どこまでやる人なんだろう?
どこまでできる人なんだろう?
いったい何をする人なんだろう?」と

まるで他人事のように自分を俯瞰し
おもしろがることにしたからである。


人生の成功法則などでよく言われる
明確なビジョンがあるわけではない。

夢を詳細に臨場感を持って
イメージできるわけでもない。


実に、ざっくり、ぼんやりしているが
これで、いいのだ。


わたしは、わたしを活かして生きたい。


そして、世界で一番大切な存在として
愛していきたい。一生かけてでも。








まとめ

何かを続けて習慣化したいと思っても
実際は、なかなか難しかったりする。




続けるというシンプルなことが
こうも難しいのは

その動機となる意識が力を
持っているからではないかと思える。





わたしがくぐってきたフェーズは
まさしく、その背景に意識が関係している
と感じるのである。



第1のフェーズでは
人にすごいねと言われたかった。

第2のフェーズでは
人生を意味あるものにするには
成功者になるしかない。

第3のフェーズでは
わたしを楽しむ。





行動の動機となる意識が外側を向いている時
(第1、第2フェーズ)

他者に認めてもらうことに価値があり
自分の存在価値でさえ他者が決定すると
思い込んでいて、足元がぐらつく。

足元がぐらつけば歩きにくい。






行動の動機となる意識が内側を向いている時
(第3フェーズ)

自分の人生の責任は、自分にあると考え
いかなる時もその存在価値は揺るがない。

と、思い直すことで
軽やかに自由に行動することができる。










習慣化と、自分を大切にし愛することは
深いところでリンクしているのだろうと
わたしは思うのである。




だから、まず何かを続けようと思うのなら
大切な自分にやさしく
そして、めいっぱい応援をしてあげる。


これが大事だと思う。






フレーフレー






お読みくださり

ありがとうございました。


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