習慣を味方につけて、わたし改革。「捨てる」

良き習慣

ミニマリストさんの

あのなーんにもない部屋に憧れる。


掃除をラクにするために

わたしの持ち物は、少ないほうだと思う。

元々たくさんの所有物があるのが苦手だ。

部屋にもなるべく物を置きたくない。





その理由の一つは、掃除だ。

わたしは、片づけは好きだが、掃除は嫌いなのだ。

でも、キレイな空間には、いたい。


だから、掃除するしかないのだけど…。


その掃除を少しでも楽にしたい!

つまり簡単に掃除できる部屋にしておきたいのである。




サッと拭くだけ

ザッと掃除機かけるだけ

ササッと埃を拭うだけ





これだけで、部屋がキレイに保て

なおかつ「掃除した!」という達成感を感じるのが

わたしの理想である。








もうひとつの理由は

物と丁寧に付き合いたいからである。




新しい価値観だった「捨てる」



20代のころ、流行っていたのが収納術。



いかにデッドスペースを作らず

効率良く物を収めるか。


その頃から、片付けや収納は、好きだったので

3段ボックスや、つっぱり棒を駆使して

収納に励んでいた。



しばらくして、「捨てる技術」という

辰巳渚さんの本に出会い、衝撃を受けた。






それまで、たくさんの物を所有することに

なんの疑問も抱いてなかったからだ。


ましてや「捨てる」なんて発想もないどころか

罰当たりな悪いことだと思っていた。


しかし、この本に出会ってしまったが最後

わたしは「捨てる」魅力に取り憑かれた。


と、いっても長年染み付いていた

「捨てる=悪いこと」という価値観は

罪悪感となって、容赦なくわたしを苦しめた。








その罪悪感を少しでも柔らげるため

リサイクルショップに引き取りに来てもらったり

持ち込んだり、人に譲ったりして


「わたしは捨ててるんじゃない。

有効活用してるんだ。」

と自己弁護していた。






この頃は、捨てることの本来の意味と目的を

わかっていなかった。



単に片付けの基本である

「いる」「いらない」「保留」の

選別をしてきただけ。

あくまでも対象がただの物であり

見た目がスッキリすればいい。


人に見られても恥ずかしくないようにしてあればいい。









しかし、数年後

そんなわたしの短絡的な「捨てる」を

根本からひっくり返す

本に出会うことになる。




「ときめき」と「断捨離」

こんまりさんの「人生がときめく片付けの魔法」と



やましたひでこさんの「断捨離」である。



こんまりさんは

「ときめく物だけ残しましょう」というメソッド。



けれど、この「ときめき」を感じるのが

なかなかハードルが高い。


わたしの場合、ほとんど、ときめかなかった。




ということは、これまで物を選ぶときに

自分が気に入ったからというより


必要にせまられてか、人からどう見られるかが

基準だったからだと思う。




ここに現れるのは、

おおかた人からの評価が

自分の価値観であることだ。












わたしが捨てることで

一番悩み苦しんだものは

ノートや紙切れだった。




ノートは、昔のその時に思いついた言葉や

詩のようなものが書かれている。

紙切れは、友達と授業中に交換した手紙のようなもの。




それらに「ときめき」の針が振れることはなかったし

ほぼ見返すこともないのに

これを捨てる=二度と手に入らない物を捨てる

=後悔する=人生失敗する


という謎の思い込みループをぐるぐるしていた。












いずれにしても、改めて

自分の価値観や思い込みに遭遇し

「ときめき」なんて可愛く

簡単そうな雰囲気とは裏腹に

わたしは選別しながら悶絶していた。










やましたひでこさんの「断捨離」は

不要な物を「断つ」「捨てる」

物への執着から「離れる」。


そうすることで、固定観念から解放され

身軽になっていくというメソッドである。









特にまだ使えるようなもの

ほぼ新品に近いもの、または未使用品

を捨てると決めること

つまり執着から離れるのに苦労した。



ものすごく心が痛く、かなりしんどく

ときには泣き出してしまうほど。



大量の45リットルのゴミ袋が

部屋を埋め尽くすのを見ると

自分が悪人に思えた。










「捨てる」ことで、取り戻したもの

「わたし、もうこんな思いしたくない。」








これ、これ!

この痛い思いをすることが、とっても大事。



「捨てる」ことの痛みを経験したら

今度、物を買うときに、ものすごく慎重になるし

よくよく考えるようになる。


そうすると、物を簡単に家のなかに

入れないので増えない。




増えないということは

家はいつでもスッキリしている。








そして「捨てる」ことは

今あるものへの感謝の気持ちを

取り戻すプロセスでもある。

普段、物たちは、どんな扱いを受けようが

静かに黙って、わたしの暮らしの

支えとなってくれている。




これを実感した時

自然と感謝が湧いてきた。


「いてくれて、ありがとう。」

「力になってくれて、ありがとう。」

そうして、自然に物と丁寧に付き合おうという姿勢になる。


まとめ

「捨てる」と今よりちょこっと幸せになるのは

・掃除がラクになるから。

・今あるものを大事にするから。



不要な物を捨てて、部屋が片付くと

気持ちもスッキリする。



スッキリとは余白。


そのスペースにこそ、幸せが宿るのだと

わたしは感じている。

幸せだ。

読んでくださり

ありがとうございました。

にほんブログ村 ライフスタイルブログ シンプルライフへ
ブログ村の「ライフスタイルブログ」のランキングに参加中です。いつも応援クリックありがとうございます♡

PVアクセスランキング にほんブログ村

コメント