習慣を味方につけて、わたし改革。「自分を褒める」

良き習慣

 

人間の悩みは、大きく3つに分けられるそうだ。

お金、健康、人間関係。

人間関係は、自分関係でもある

人と関わり合う以上

人間関係の悩みは尽きぬもの。


人間は、たった一人で生きていくことは

できないのだから

この悩みから完全解放されることを

望むのは、諦めたほうが良さそうだ。






悩みがあって当たり前。


けれど、それに振り回されて

憔悴してしまうか否かは

最終的に自分自身との関係にかかっていると

わたしは思っている。



いわば

人間関係は自分関係であるとも思う。


マイナス標準の自己肯定感

自己肯定感は、人間関係において

重要な鍵だと、わたしは思う。


自己肯定感を育むには


自分自身について

どう思っているのか。

どんな言葉を使っているのか。

どのように接しているのか。

どんな行動しているのか。

これらを見ていくことは

とても有効だと感じる。



そして、これらを見つめるきっかけが

人間関係にあると、わたしは思っている。




わたしは、物心ついた子どもの頃から

大人になる過程で

自己肯定感を育む方法を

教えられた記憶がない。


自分のことよりも

周りのことを考えられるのが良いこと。

自分を犠牲にして、人に尽くすことは

美徳と教えられたように思う。。。



そして、親や大人たちに、褒められた記憶も

ほとんどない。


だから、物心ついたころから

おそらく自己肯定感においては

グラフにするとマイナス標準だったように

思う。


自分で自分を褒める

「自分を褒める」ことは

マイナスからスタートしている自己肯定感を

まずはゼロの地点まで

持っていくためである。



わたしが一番最初にやり始めたのは

自分の頭を撫でて


「かしこい、かしこい。いい子、いい子。」

と声をかけることだった。




最初は、気恥ずかしくて

わざとらしくて違和感を感じたものだ。



けれど、どこかに、かすかに

自分のなかに

まんざらでもない様子の

小さな自分がいるのを感じた。




続けていくと、明らか、自分のなかの

小さなわたしが「うひひ」っと

喜んでいるのがわかった。






今となっては

「そうなの。わたしはめっちゃいい子なの♡」

なんて心の中で言えるほど、違和感ゼロだ。



褒めることは、人が幸せになるために

とても大切なことだと

わたしは思っている。


けれど、人から褒められるのを待っていては

人生終わってしまう。





だから、自分で自分を褒めるのだ。


別段、誰に見せる訳でもない。

自分の心の中で、こっそりやり続けることだ。



どんな些細なことでも褒める。

起きたね。えらい!

トイレ行ったね。すごい!

顔洗ったね。えらいえらい。

ご飯作ったね。すごすぎる!

食べたね。かしこい!

掃除したね。才能!


なんでもかんでも、すごいすごい!!

と褒めてあげる。



間違っても、今だけは

「そんなことできて当たり前」なんて言わずに。


本当は「当たり前」なんてない

人間誰しも赤ちゃんの時があった。



わたしも娘を育ててきたけれど

無事に生まれてくれた。

笑った。うんちでた。

ミルク飲んだ。

寝返りした。つかまり立ちした。

しゃべった。歩いた。走った。

事あるごとに

すごい!!すごい!!って心底思っていたし

褒めてきた。



だから、本当は今だって、誰だって

「当たり前」なことなんて

何ひとつないはずなのだ

と、わたしは思っている。



自分との関係が良好になれば悩みは解れる

マイナスからスタートしている自己肯定感が

ゼロ地点にくるまで、やり続ける。




来る日も、来る日も

自分を褒めて褒めて褒めまくる。

あきるまで。いや、一生でも良いのだ。





そうこうしてるうちに、自己肯定感は

グラフのゼロ地点まで来ていることに

気づくだろう。



ゼロ地点にくれば、また新たなゾーンが

展開されるのだが、それは後のお楽しみ。







自分を褒めると、自分自身との関係が

良好になるのは言うまでもないだろう。


おそらく、これまでは褒めるの反対を

やってきているはずなのだから。


けなす、否定する、貶める。


「自分のことだからいいんだよ」

というのは、大きな間違い。


自分を大切に扱えない人が

人を大切に、周りを大切にできるとは

思えない。


表面上だけうまく繕って

心をおざなりにする。

これこそが、人間関係のこじれの根本なのだから。






自分との関係が良好になれば

なんといっても自分自身であることに

くつろいでいられるようになる。


このくつろぎの余裕が

人間関係の悩みを冷静に

解いてくれる鍵となる。

そんなふうに、わたしは感じている。



あなたも、わたしも

今日も実に良くやっている。

幸せだ。

読んでくださり

ありがとうございました。

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