習慣を味方につけて、わたし改革。「読書その6」

良き習慣

これまでの読書本はこちら。

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「読書その3」

「読書その4」

「読書その5」


「新装版 神との対話1」(15冊目)

「新装版 神との対話1」 ニール・ドナルド・ウォルシュ 著

本書は、スピリチュアル界隈で

タイトルだけは

何度か聞いたことがあった。



けれど、なぜか読む機会がなかった。



それで、とうとうご縁をいただき

本書を読むことができた。



本書はタイトルの通り

「神との対話」である。



それは著者が

自身の不幸な人生の嘆きを

「神への手紙」という形で

吐き出していた時に

突如、自動書記という形で始まった。







質疑応答の形式で、著者の質問に

神が答えてくれている。




著者が「数えきれないほどの

たくさんの質問があります。」と

自嘲気味に言うと



「とにかく思いつくままに

質問を並べてごらん。」と

神は返します。








わたしは、思う。

(やっぱりね。わたしの思ったとおり。

神は全然せこくない。)



わたしがよく耳にしてきた

世間一般の神のイメージは


良い子にしていればご褒美がもらえて

天国へ行けるとか

悪い子になれば

罰が与えられ地獄に落ちるとか


そんな感じだったように思う。




しかし

いつもそれには違和感があったし

経験による異論もあった。



「憎まれっ子世にはばかる」を

肌で感じてきたし


やさしい心を持っている人は

生きづらい世の中だとも

わたしは感じてきた。







だから、教えられ聞いてきた神は

どこか「せこい」印象があり

わたしの思う神とは

全く異なるものだった。




が、本書を読み進めると

わたしの思う神と同じであり

そのことがうれしさと心強さになった。





神は罰を与えたりしない。





けれど、神は言う。

「わたしはあなたがたが選んだとおりのものを

もてるようにー創造できるようにー

するために

宇宙に法則を打ち立てた」と。




その法則を見い出し、行動し、実験する。

人生、ゲームのように感じて

わたしはワクワクする。









本書で神はユーモアたっぷりに

丁寧にわかりやすく答えてくれるが

今のわたしには、理解や解釈が

なかなか追いつかないところもある。




だから、自ら思うことを起点に

行動し、その結果への答え合わせ用に

本書を何度でも読み返し

使っていこうと思う。





バイバイ、ブラックバード(16冊目)

バイバイ、ブラックバード 伊坂幸太郎 著




主人公の男は

5人の女性と同時に交際している。

いわゆる、5股男だ。



その男が、金のことでつまずき

(おそらく借金?もしくはもっとまずい何か)

カイジが地下に

連れて行かれたように

行先不明の「あのバス」に乗る運命になる。



「あのバス」に乗ったものは

もう二度と帰ってこれない。



「あのバス」に乗せられる前に

交際していた5人の女性たちに

別れを告げにいく。



それぞれの女性との物語が

5章にわたって綴られている。






わたしは、読書を習慣にしようと

決めてから、伊坂幸太郎氏の本に

出会った。




読む本は、偏りすぎないように

気をつけているつもりが

気がつけば伊坂幸太郎氏の本を

握りしめレジに並んでいたりする。




伊坂さんの本を手に取ると

読む前から、安定感のある期待と

「わたしには楽しみがある。」

という優越感に

心がルンルン、ランランと

スキップするのだ。








わたしも、こういう出会いは

人生では、なかなか簡単でない

貴重なものだと言うことが

わかる年齢になった。




「楽しみ」が向こうからやってくるのを

待つのもいいが

自分で動くことで、ひょんなところで

ばったり出会う。



そんな「楽しみ」もあると思うと

思いついたことは

なんでもやってみようと

いう気になる今日この頃である。








九十歳。何がめでたい(17冊目)

九十歳。何がめでたい  佐藤愛子 著



今年、98歳になられる著者

佐藤愛子さんのエッセイ集。




日頃、長生きされている方と

接点もなければ

お話を伺うなんてこともない。



けれど、健康で長生きすることに

興味がある…というと

失礼な言い方かもしれないが。



わたしの母は57歳、父は77歳

でこの世を去った。


今の時代にしては「まだ若かった」と

わたしは感じている。


両親が亡くなり

わたしの先を歩く人の

背中がなくなってしまって

心許なかったが本書で

佐藤愛子さんに出会えた。



両親よりもっと年上の

先ゆく人の「存在」は

それだけで心強い。








どこまでいっても

「自分であること」から

ズレない姿勢が

健康で長生きの秘訣かしら?

と思わせてもらえる本書。




こんな悠長なこと言ってると

「自分であることからズレる?

わたしはこうでしか

生きられなかったんですよ。」

とお叱りを受けるかもしれないけど。




本書の後にも

「九十八歳。戦いやまず日は暮れず」

を出版され、断筆されたよう。



「九十歳。何がめでたい」

いや〜めでたいですよ。


佐藤愛子さんのように、九十超えても

なお美しい外見を保つことができれば

女冥利に尽きると、わたしは思う。







お読みくださり

ありがとうございました。

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