習慣を味方につけて、わたし改革。「卒業アルバムを手放したらすごかった」

ミニマリストへの道のり

先日、ついに卒業アルバムを手放しました。
自分が大切にしていたつもりの物を
手放したことで
とんでもない気づきを得ることに。


このブログでは、
怠け者だったアラフィフのわたしが

今から良き習慣を身につけると
人生がどう変化していくのかを実験し
その経過観察を発信しています。

これまでの人生経験で得た
わたしの考えや思いも発信しています。

読んでくださる方に
ほんの少しでもお役に立てれば幸いです。


 

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卒業アルバムを手放した

先日、娘が一人暮らしを始めました。

この機会に
私たち夫婦も引っ越しすることに。

今、住んでいる所より最寄り駅からは
遠くなりますが、家賃は下がります。

なので、また少しずつ片付けを始めています。





そして先日、なんと!!ついに!!


卒業アルバムを手放しました〜。

幼稚園、小学校、中学校、高校の
分厚く重い、かさばるアルバムを手放すと
またさらに心が軽くなった気がしています。





卒業アルバム手放すなんてあり得ない!

昔のわたしは卒業アルバムを手放すなんて
1ミリも考えたことはありませんでした。

卒業アルバムは貴重品扱いで
一生持ち続けるべき
わたしのアイデンティティが詰まった物


そんなふうに思っていたくらいです。








でも、実際は
自分ではあまり深く考えず
そういうものだろうと、なんの疑いもなく
「大切なもの扱い」をしていました。

ところが、片付けや断捨離、ミニマリストに
興味を持ち、学んでいくうちに

ある時、衝撃的な内容に出会いました。



「卒業アルバムを捨てる」



これを知った時、度肝を抜かれました。







「いや、さすがにそれは…。
わたしの価値観にはないやつだな…。」

と当時はスルーしていました。







ところが
断捨離を繰り返し、物が減れば減るほど
重くて分厚い、そしてかさばる卒業アルバムに
だんだんと違和感を覚えるようになってきたのです。

もしかして、手放せばスッキリするかもしれない。

でも、取り返しのつかないことをしてしまったと
後悔するかもしれない。


と、矛盾する二つの思いがぶつかり合って
迷いがすぎるので
一旦は考えないようにしていました。









引っ越しがくれたチャンス

「卒業アルバム手放したい」けど
「後悔しそうで怖くて手放せない」

一体どちらが自分の本音なのか
見極めることができないまま
日々が過ぎていきました。







で、そこへやってきたのが引っ越しという流れ。

これを機に、さらに物を減らそうと
夫と共に、それぞれの持ち物の見直しを
していました。

卒業アルバムも積み上げて
腕組みしながら、しばらくじっと眺めていると

突如ある考えがひらめいたのです。






「あれ〜???
このアルバムに写ってるわたし
全然わたしを語れていない。

それどころか
なんか実際とは全然違うふうにしか
写ってないじゃん。」(大抵はイケてない写り)

と思ったのです。



卒業アルバムにわたしのアイデンティティが
詰まっていると思い込んでいたけれど
それは勘違いのようでした。




そして
卒業アルバムに「かけがえのない思い出」が
詰まっていると思っていたけれど


よくよく見れば
学生時代のかけがえのない思い出のありかは
わたしの頭の中でした。








この二つが明らかになった瞬間
めっちゃ早かったです。


自分が写っているとこだけ写メし

「ま、見たくなれば誰かに見せてもらえば
いいや。さすがに誰かは持ってるやろう。」

と余裕まで見せる有様。


この世にたった1冊しかないように
思い込んでいた卒業アルバムですが

よくよく考えてみれば
同級生100人以上同じ物持ってたわ
というオチに、ずっこけそうになりました。



そして
自分を縛る思い込みの力って
すごいな〜と改めて思いました。









信じてきたものを、一度疑う楽しさ

というわけで

卒業アルバムという「物」に
わたしが勝手にくっつけていた
「意味や価値」を取り払うと

卒業アルバムは、ただの「物」と化し
めでたく生まれ変わることになりました。






迷い悩みながら
物とガッツリ向き合うのも大切だけど

少し引いて考えることも
大切なんだな〜と、しみじみ思いながら

夫の方を見ると

わたしと同じように写メを撮って
ポイポイと処分する袋に入れておりました。


「え?いや、早っ!軽っ!
あんたは悩まんのんか〜い」

新幹線のぞみより速い夫の決断に
心でツッコミ入れました。





色んな物や出来事に
意味や価値をつけているのは
紛れもなく自分自身なのだと
この一件でよくわかりました。


ならば、自分を縛り苦しめている
意味や価値は、やはり解いていけたなら
ずいぶん楽になるのだろうとも思います。

自分がなんの疑いもなく信じてきたことや
教えられてきた意味や価値を

一度、解体して、もう一度自分なりに
組み立て直すことは


人生において
まるで冒険のように楽しいことかもしれません。






手放しは愛と信頼に似ている

卒業アルバムを手放したことで

わたしは物理的な空間と
心に精神的な空間を得たように感じています。






そして、あれほど手放すのが怖かったのに
実際は「大丈夫」でした。

卒業アルバムを手放しても
わたしのアイデンティティは崩壊せず
思い出も消えませんでした。


むしろもっと大切な
心のアルバムができたように感じています。









やはり恐怖や不安も
現実のものではなく、わたしの頭の中で
起こっているものだったのですね。

捨てれば入る。
手放せば得る。

この本当の意味を実感できたことで
ますます、物との付き合い方を
楽しんで考えていこうと思えるようになりました。






人や物を、本当に大切に思うのなら

ぎゅっと握りしめて離さないのではなく
執着せず手放すことで
(なかなか難しいですが)

初めて本当の意味で大切にできる
のではないかとも感じています。


うまく言えませんが
これが「信頼」と「愛」なのではないかと
わたしは感じています。








お読みくださり
ありがとうございました。


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