どうして思い通りにならない
のだろう？と思う時、矛盾を感じています。
矛盾とは、どちらか一方に偏るときに
感じるものだと、わたしは思っています。
大切なのは全体も見てみることです。
このブログでは
怠け者だったアラフィフのわたしが
良き習慣を身につけたら
人生どう変わるかを自らの体験を元に発信しています。
これまでの人生経験で得た
わたしの考えや思いも発信しています。
読んでくださる方の参考になれば幸いです。
変な頭の中の仕組み
お日様が昇るのが早くなりましたね。
玄関掃除する５時半には、もうすでに明るく
東の空はオレンジ色に染まっています。
明るくなると早朝という気がしなくなり
なんとなく冬の真っ暗な早朝が恋しくなります。
寒さと暑さ、どちらが苦手かと言えば
わたしは「寒さ」の方です。
なのに、その季節が過ぎると
マグカップから湯気が立つのや
ストーブの匂いや、こたつなどが
幸せの象徴のように回想されます。
でも、その時に
それらを味わい尽くすことより
ただただ「早く暖かくなって〜」と
辛い寒さの方ばかりに翻弄されています。
人生もこれと同じことが起こっているな〜
と、わたしは思っています。
「今」という現実の中で
いつも「今ではない」ことを考えてばかりいます。
例えば、過去の回想をしていたり
未来の心配や備えばかり考えていたり。
なんだか、もったいない気がしますが
どうしてこんな頭？の仕組みになっているのか
不思議です。
矛盾を抱えて生きている
なんでもない１日が
本当は、とてつもなく幸せなのだと
想像できます。
なのに、それをしっかり「味わう」ことは
なかなか難しいと思うのは、わたしだけでしょうか？
わたしが思うに、心の奥の奥底に
「何者かにならなければいけない」
「何かを成し遂げなければならない」
という無意識の強迫観念めいたものが
あるのではないでしょうか。
だから、何もなかった日は空虚さを感じ
何もしなかった日は焦りを感じるのでは
ないかと思うのです。
それで、いつも「何かしなきゃ」と
頭をフル回転させているので
「今、ここ」を味わうことができなくなっている
のでは？と思います。
ただ生きているだけで大仕事を
しているのだと思っているわたしの中でも
「せっかく生まれてきたのに
何も（成長）しなかったらもったいない」
という気持ちがあるのを感じます。
人間として生きていることは
矛盾を孕んでいるのだと感じます。
存在は全体
矛盾を孕んで
それを感じながら生きています。
でも、つじつまが合わないと思っているのは
人間だけなのかも知れません。
この世界は、昼と夜、男と女、善と悪など
相反するものが存在しています。
というか、そもそも、その相反するものの
両輪でバランスをとっているのだと思います。
矛盾を感じるのは、いつでもどちらか一方から
見た時に起こることです。
だから、きっと全体として観ることが
大切なんだろうと思います。
どこかに、何かに偏って物事を見れば
矛盾だらけで途方に暮れてしまいます。
バランスよく全体として観るのに
欠かせないのが「もうすでに存在している」
という事実です。
この存在の尊さを感じることは
豊かに生きていく上で、とても助けになります。
「あなたがいる」「わたしがいる」
この事実は、もうすでに紛れもなく
素敵なことだとわたしは思うのです。
喜びであり尊さであります。
親しき仲にも礼儀あり
人生の矛盾は続くでしょう。
「今」を味わっていたいのに
「今ではない」時間を彷徨うことや
自分のことを嫌だと感じながら
心底、愛していることなど。
そんな矛盾を正そうとするよりも
それを眺めながら全体を観る目を持つ方が
いいのかも知れません。
そして、生まれてから今の今まで
ずっと一緒にいる
一番身近な自分という
とても親しい人に無礼のないように
心がけることも良いなと思います。
「親しき仲にも礼儀あり」です。
わたしは鏡で自分の顔を映す時
笑顔になる癖をつけました。
今では、自分を睨みつけるような
厳しい目で鏡を見るのは
自分にとって失礼だと感じます。
だから、ニコッと笑顔を作って
ねぎらいや励ましの一言を放つように
しています。
自分の中にある、大いなる矛盾をも
愛して生きていけたら「成功」と
しても良いかもと、今のわたしは思っています。
今日も、お読みくださり
ありがとうございました♡
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